nayoro_urawaのブログ

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建物管理の初歩 ~エアコンの話~

気軽に空調するならエアコンだよね

これぐらいは知っておこう。

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今回はエアコンについて最低限知っておきたい事項を書き出します。

 

 

はじめに

部屋を暖房したい!冷房したい!

そんな時、皆さんはどうしていますか?

やっぱりエアコンを使ってますよね!

 

エアコンには室外機と室内機があるものが一般的です。

普段、皆さんが家庭で使用しているのはこのタイプかと思いますが、

大きなビルでは室外機1台に対し室内機が複数台あるものもあります。

室外機1台に対し室内機1台のものをパッケージエアコン

室外機1台に対し室内機複数台のものをマルチエアコンと言います。

 

私の経験上、家庭のエアコンが壊れたことはありません。

きっと劣悪な環境に置かれてないからなんでしょうね。

家のエアコンをずっと点けていたり、

埃が多い場所で使用することは無いでしょう。

我が家のエアコンもフィルターは一年に一回清掃すれば十分です。

やはり家庭では運転時間が短いのと、

動き回らないため埃が浮遊しないのがポイントでしょう。

不特定多数が混在する事務所等では複数の人が往来するので、

埃が舞いやすい環境なのです。

 

ビル管理法と室温の調整について

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室内が快適な環境であるように、

誰もがエアコンで室温の調整をすると思います。

ビル管理法は、

不特定多数が利用する施設で床面積が一定の値以上の建物に適用されます。

居室の環境はビル管理法で決められております。

室温の規定は17~28℃となっています。

省エネの観点から冷房設定28℃厳守とされている事務所がありますが、

あれはここから来ているものと思われます。

28℃に設定していても、もちろん室温は設定温度近辺を

うろうろしていますので、ある程度は法律違反しているわけですねw

ただこれは努力義務となっているので、

対策をしていれば罰せられることはありません。

 

エアコンの主要な機器を紹介します

室外機の主な機械は圧縮機、冷媒配管、冷媒(フロンガス)、ファン、熱交換器等々。

室内機の主な機械は冷媒配管、冷媒(フロンガス)、ファン、熱交換器、フィルター等々です。

室外機と室内機で繋がっているのは、冷媒配管とケーブルだけです。

 

エアコンはどうやって空調しているの?

めちゃめちゃ省略して説明します。

エアコンのリモコンを押すと、室外機が動き出します。

室外機の圧縮機が動き出し、

冷媒(フロンガス)を圧縮→凝縮→膨張→蒸発することにより冷房します。

これを冷凍サイクルと言い、空調の基本となります。

重要なのは冷媒(フロンガス)の状態変化で空調しているという事です。

冷たい水や温かい湯、火では空調していないんですね!

この冷凍サイクルを逆にすると暖房になります。

室外機と室内機は冷房と暖房の全く違う動きをしているので、

真夏(冷房時)に室外機の風を浴びると熱く、

真冬(暖房時)には冷たくなります。

つまり冷房すると室外機では暖房運転。

暖房すると室外機では冷房しているのです。

この辺は座学なのでサラッと知っておけば大丈夫です。 

 

エアコンに換気の機能はありません

エアコンは部屋の空気を吸い込み暖め(冷やし)て吹き出します。

なので換気の機能はありません

人は酸素を取り入れ、二酸化炭素を排出します。

密閉空間では酸素濃度は薄くなり、二酸化炭素濃度が濃くなっていきます。

エアコンだけの部屋では換気が必要になります。

 

一般家庭でも出来る省エネ運転(電気代節約)方法!

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・室内機フィルターを清掃する。

 フィルターが詰まっていると風が出なくなります。

 そうすると冷暖房の効率が悪くなるので詰まる前に清掃するのが良いです。

 カバーを開ければ簡単に取り外せるので、

 掃除機で吸い取るか水で洗い流しましょう。

・こまめに消すのを控える。

 エアコンは始動時に一番電気を消費します。

 なので停止するよりは設定温度を調整する方が電気代がかかりません。

・冷房時には室外機に水をかける。

 室内冷房時、室外機では暖房しています。

 風を当てて冷やし冷媒(フロンガス)の状態を変化させていますが、

 水をかけると気化熱によりさらに冷やすことが出来ます。

 

業務用エアコンによくある故障

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建物管理をするのであれば、下記の異常くらいは自分で診断したいですね。

リモコンにエラーコードが表示されるので検索すればすぐに分かります。

・フロートスイッチ異常

 冷房時に結露水を受け排水するシステムがあります。

 水が溜まり排水されないと水位の上昇で運転停止状態となります。

 冷房時に頻発しますが、暖房時期にも出ることもあります。

 加湿器が付いていない機器ならばフロートスイッチ本体若しくは、

 基板の故障となります。

 フロートスイッチ本体の故障診断はとっても簡単です。

 フロートスイッチは常に電線が繋がっている状況ですが、

 水位が上がると断線し、異常を示す仕組みとなっています。

 なので、テスターで導通を調べればすぐ本体の故障か、

 基板の故障か判別できます。

 そこまでたどり着くまでにエアコンを分解しなければならないので、

 こればっかりは数をこなすしかないですね…

・室内機からの漏水

 これもかなりの頻度で起こります。

 エアコン自体には水は使用されていないので、

 原因は冷房時の「結露水」か別付けの「加湿装置の水」という事になります。

 その結露水や不要になった加湿の水をどこに持って行くか?

 外に捨てているわけですが、自然の勾配を利用しているものと、

 ポンプアップしているものがあります。

 どちらも細い配管を使用して外に捨てているので、これが詰まりやすい。

 水の通り道を掃除してあげればすぐに直ります。

インバーター圧縮機異常

 大型の業務用エアコンには可変速と定速の圧縮機があります。

 可変速の圧縮機の方がその性能や運転頻度から壊れやすいです。

 可変速の圧縮機が壊れた時は、

 定速圧縮機で応急運転をかけましょう!

 メーカーに問い合わせれば教えてくれます。

 1年くらいは持ちこたえられます。

・通信異常

 室外機ー室内機ーリモコンで通信が上手くいかない時に出ます。

 ブレーカーが落ちているとこの異常が出ます。

 対処法は、

 「電源をON・OFFする。」これだけです。

 それでも解消されない場合は、

 基板若しくは通信ケーブルに原因がありますので、

 メーカーに診断してもらいましょう!

・膨張弁or基板異常

 マルチエアコンで1台だけ冷暖房していない場合は大体膨張弁以上です。

 運転のスイッチを押して、膨張弁が動いているか確認しましょう!

 基板か膨張弁か判断付かない時は、メーカーに診断してもらいましょう!

 

最後に

ビル管理業務は機器が壊れなければそれほど忙しくはありません。

しかし、幅広い知識が必要とされる職業でもあります。

今回のエアコンの説明にしても不十分な所はありますし、

建物全体の設備にしたら氷山の一角にすぎません。

建築、電気、空調、衛生、消防、全てにおいて精通している人はいないでしょう。

機器も日々進化していますし、新しく導入される設備も出てきます。

加えて、法律もずっと同じであるはずもなく変わっていきます。

変化に対応していくことが大切になっていきます。

そんな中、このページが少しでもお役に立てればいいなと思っています。

次回は違う項目を紹介したいと思います。

 

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