nayoro_urawaのブログ

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業務用エアコンのドレンパン落とし

夏になると出やすいエアコンのエラー

 

第1位はドレンパン満水異常です。

 

大半はドレンパンを清掃するだけで、問題を解決できます。

 

そしてこのドレンパン落としは、

一見大変そうに見えます。

(実際は大変ですが…)

ですが、これが出来てこそのビル管理だと思います。

 

手順さえ覚えれば、誰でも出来るようになりますよ!

 

 

 

 

エアコンで満水異常が出た場合の対処方法

対処方法は、部品交換かドレン排水管の洗浄です。

部品交換をするにしろ、排水管を洗浄するにしろ、

どのみちドレンパンは落とさないとなりません!

 

ドレンパン満水異常って何?

冷房をすると、必ず結露します。

結露に関する記事はこちら

www.746urawa.com

空気中に含むことのできる水分量は決まっていて、

空気の温度が高ければ含有水分量も多く、

温度が低ければ少なくなると言うことです。

 

なので暖かい空気が冷やされて、

空気に含まれている水分が含有水分量をこえた時、

はみ出た分の水分量が結露水として姿を表すわけですね。

 

この水分量はバカに出来ません!

夏場、室外機の側が濡れているのを見たことありませんか?

家庭用のエアコンでは、自然勾配で冷媒配管と共に外に排水しているので、

室外機の近くが濡れていることが多いのです。

目に見えない空気中の水分とは言え、溜まると結構な量ですよ。

 

ドレンパン満水異常は、冷房時だけのエラーではありません!

加湿機能が付いているエアコンでは、暖房時も出る可能性のあるエラーです。

 

 

ドレンパンって何? 

エアコンやファンコイルには、

ドレンパンと呼ばれる結露水を受け止める部分があります。

水槽のようなものですね!

そこから自然勾配で排水したり、ポンプアップして排水するわけです。

ファンコイルに限っては、排水異常を知らせる警報装置が付いていないので、

排水管が詰まると、そのまま下に水が垂れてきます。

もう、びしょ濡れになりますね(-_-;)

エアコンには、排水異常を知らせるための装置が付いています。

フロートスイッチと呼ばれるものですね!

これは水位によって作動するので、排水が上手く行かず水位が上昇すると、

異常を知らせると言うものです。

こちらの記事でも触れています。

www.746urawa.com

この記事では、対処方法を記載していませんので、

今回は、どう対処すればいいのかを記したいと思います。

 

 

ドレンパンの落とし方

分かりやすく、設置台数が多い四方向のエアコンで説明します。

 

手順①エアコンの電源を落とす

電源ブレーカーは必ずOFFにします。

通電状態でも出来ますが、リスクがあるのでお勧めできません。

ブレーカーは切りましょう!

 

手順②フィルター及びグリルを外す 


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ブレーカーを落としたらフィルターとグリルを外します。 

 

手順③ルーバーを外す


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四隅にカバーが付いているのでそれを外し、

ビスを緩めるとカバーが落ちてきます。

それと同時に電源ボックスを開けて、

ルーバーに繋がっている電線のコネクタを外しておきます。 

 

ルーバーを外した状態の写真です。
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手順④電源ボックス内のコネクタを外す。 

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電源ボックス内にある、フロートスイッチ、ドレンポンプ、リモコンコネクタ、

電源端子台を外します。
機種によっては、外す部分が異なるので、

ドレンパンを落とすのに邪魔になりそうなものを外していきます。

注意点として、外す前に写真を撮っておきましょう。

復旧する際に役に立ちます。 

 

手順⑤ドレンパンを落とす

下の写真は、ドレンパンを落とした後の写真です。
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四隅のビスを外せば、簡単に落とせますよ。

水が残っているので、落とすときは水平を意識してください。 

 

ドレンパンの落とし方は、以上になります。

 

 

フロートスイッチ異常を調べる

下の写真がフロートスイッチです。
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水が溜まっていないのに、フロートスイッチが出る場合、

考えられる原因は、断線か、基板の故障になります。

フロートスイッチはb接点のため、通常は導通状態で、

水位が上がると断線となり、警報を出す仕組みになっています。

なので、テスターで導通を測り、フロートスイッチの故障診断を行います。

それ以外の場合は、基板の故障という事になります。

もし、暖房運転で加湿が付いていない場合に、満水異常が出て、

フロートの導通が無い場合は、

端子を短絡するだけで応急運転することが出来ますよ!

通常、フロートスイッチが動作した場合は送風運転に切り替わるので… 



ドレンポンプ異常を調べる

フロートスイッチが正常で排水されない場合、次に疑うのは、ドレンポンプです。

排水するポンプが動いていなければ、水は溜まり放題です。

フロートスイッチを上げてあげれば、ポンプが動くので診断は簡単です。

ポンプの吸い口は、小さなゴミでもすぐ詰まって水を吸わなくなるので、

掃除するだけで簡単に不具合を解消できる場合があります。

 

 

ドレン排水管異常を調べる

「フロートスイッチもドレンポンプも正常動作なのに排水されない」

そんな時は、その先の排水管が詰まっています。

その場合は、サクションポンプで排水管を洗浄しましょう!

驚くほどの汚れが出てきますよ(^-^;

 

 

まとめ

ビル管理を仕事にするなら、ドレンパン落としは身に着けたいですね。

やってることは、オーバーホールみたいなもんですから、

すごい!とは思いますよね?

慣れれば、1台10分以内で落とせるようになります。

練習あるのみですね!

 

 

 

 

 


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