「低糖質のパンをレシピ通りに作ったけど上手く行かなかった」
「作りたいパンの低糖質バージョンのレシピが無い」
こんな経験ありませんか?
低糖質のパンはたくさん食べても太らないので、
思う存分パン作りを楽しめますよ!
低糖質パンにレシピ変更する時の注意点は2つだけ
「強力粉の1割をふすま粉に変える」
「水分を多めに調整する」
この2点に注意すれば、あとは同じレシピ通りに作れば大丈夫です。
簡単に低糖質パンに変更できますよ!
普通パンのレシピを低糖質パンに変える
パン作りにも慣れてきて、たくさん種類を作ってみたくなった。
たくさん作ったら、もちろん食べる量も増えます。
パンをたくさん食べていると、太る気がする。
パンを低糖質にすればたくさん作って食べても、太る心配も無い。
よし!低糖質パンを作ろう!
この流れで低糖質のふすまパンを作ることにしたのです。
初めて作った低糖質パンは散々な結果に終わりました。
カッチカチでそれはひどい物でした。
Webにあるレシピでは上手に出来なかったのです。
※レシピが悪いのではなく私の技量不足
そこで低糖質パンのレシピで作るのではなく、
普通のパンのレシピを低糖質に変えることにしたのです。
低糖質に変える時の材料
材料を比較してみましょう!
ふつうのパンのレシピの材料
強力粉 :250g
牛乳:190g
砂糖:30g
塩:3g
バター:20g
ドライイースト:3g
低糖質パンにする場合の材料
強力粉:200g
ふすま粉:25g
大豆粉:25g
砂糖:15g
塩:3g
バター:16g
ドライイースト:3g
強力粉250gから、
強力粉200gふすま粉25g大豆粉25gにして作りました。
砂糖も30gから15gに、バターも気持ち減らしています。
この材料で実際に作ってみました。
低糖質に変えるレシピの選択
いつものちぎりパンを低糖質に変えて作ってみます。
レシピはこちら!
ちぎりパンを作る時は、いつもこのレシピです。
このレシピを一番初めに試したばっかりに、あまりに美味しく出来たので、
他のレシピに手が出せない状況になっています。
このレシピは間違いないですよ!
なのでこのレシピを低糖質バージョンにして作ります。
ちなみにホームベーカリーを使用してのレシピですが、
私はオーブンレンジを使用して、このちぎりパンを作っています。
低糖質パン作りのスタートです。
低糖質パン作りの手順
パン作りの手順ですが、普通のレシピとさほど変わりません。
私が作った上で感じたポイントを書き加えておきます。
手順①:材料準備
ボウルに強力粉、ふすま粉、大豆粉、塩を入れる。
手順②:イースト液を作る
牛乳を30℃くらいに温め、
そこに砂糖とドライイーストを加えて溶かす。
こんな感じです。
手順③:生地をこねる
ボウルに②を入れて混ぜていきます。
私は最初、スプーンで混ぜてある程度水分が無くなったら、
こねだいに移してこねています。
10分もこねれば生地がまとまります。
こんな感じです。
手順④:1次発酵
1次発酵させます。
ボウルに生地を入れ、ラップをします。
オーブンレンジの発酵機能で40℃で40分発酵させます。
基本的に面倒くさがりなので、
どのレシピの1次発酵でもこの温度と時間で作っています。
発酵後はこんな感じです。
手順⑤:ベンチタイム
生地をこね台に移し、ガスを抜きます。
ガスの抜き方は、グーパンしてもいいですし、
手のひらで押しつぶしてもOKです。
生地を8等分に切り分けて丸めます。
切るのは、スケッパーという道具があるのですが、
私は持っていないので、いつも子供用の包丁を使っています。
こんな感じです。
これに硬く絞った濡れ布を被せて、生地を休ませます。(ベンチタイム)
ラップをしてベンチタイムをするレシピがありますが、
あまりお勧めできません!
生地がラップにくっついてしまうことがあるからです。
私はいつも濡れタオルを被せています。
手順⑥:2次発酵
2次発酵させます。
丸めた生地を再度潰して丸めなおします。
丸めた生地はバターを塗った型枠に入れていきます。
私はいつもバターがもったいないので、
バター風味のマーガリンを薄く塗っています。
全部入れ終わったら、ラップをしてその上に濡れ布を被せて
40℃で40分発酵させます。
発酵後はこんな感じになります。
型枠の半分くらいしかなかった生地が、はみ出るくらいまで膨らみます。
手順⑦:焼く
170℃に予熱したオーブンで16分焼いて行きます。
ここまでくれば焼き上がりを待つのみ!
焼き上がりはこちらです。
焼きあがったら、すぐにオーブンレンジから取り出してください。
ずっと中に入れておくと、硬くなりますよ!
型枠を台に落とす感じで打ち付けて皿の上に振ると、
簡単に中身が出てきます。
見事に完成です!
低糖質のレシピにする時の注意点は2つだけ
低糖質のレシピに変える時の注意点は、
「強力粉の1割をふすま粉に変える」
「水分を多めに調整する」
です。
ふすま粉は強力粉よりも水分を多く吸収します。
普通のレシピの水分量だと生地が硬くなってしまうのです。
なので、最初はレシピの水分量を入れて混ぜ、
それから水の量を調整しましょう!
最初からこの量だと決めてかかると私のように失敗します。
後は普段のパン作りと大差ないので、
パン作りに慣れている人なら問題無く作れます。
低糖質レシピのまとめ
低糖質パンだと、たくさん焼いて食べても太りにくいです。
パン作りをたくさん人には、最高のパンですね。
強力粉の1割をふすま粉に変えて水分量を気を付ければ、
問題無く低糖質パンに変更できます。
今まで味について触れていませんでしたが、
肝心の味はと言うと、あまり美味しくない!(^-^;
やっぱりふすま粉は、ふすま粉の味にしかならないですね!
低糖質に変えるだけで、全く違う味になっていました。
ライ麦粉や全粒粉、大豆粉の方がよっぽど美味しいですが、
1番低糖質で食物繊維も豊富なのは「ふすま粉」です。
ダイエットや健康を考えるとやっぱり「ふすま粉」なんですよね。