Go To トラベルキャンペーンが始まって1ヶ月がたちました。
一体どれくらいの人が旅行し、
このキャンペーンの恩恵を受けたのでしょうか？
8月24日の記者会見で官房長官が明らかにしました。
200万人は少なすぎる。
残念ながら、こういう印象を受けますね。
去年の夏休みの旅行客に比べれば少なさが際立つ
後程記事内でも出てきますが、去年の夏休みの旅行客は7734万人です。
200万と7734万…
この数字の差は、絶望の淵に立たされる思いですね(^-^;
渋滞の無い夏休み
お盆で感じた「人が動いていない」
毎年お盆の時期になると、連休の渋滞情報がニュースになる。
しかしコロナ禍にある今年の夏休みは、
帰省警察などの民間警察のニュースが大きく取り上げられ、
渋滞しているというニュースは一度も聞かなかった。
これには東京の感染者数が増えたことが原因と考えられる。
東京の感染者数が増えたことにより、
東京に行っては危ないという心理が働きました。
そしてそのことから、キャンペーンから東京が外されてしまったのです。
東京に行ってもキャンペーンも無いし、
感染のリスクだけが付いて回ると感じた事でしょう。
都民や都心近郊の県民は、
「ここから地方に派生してはいけない」
と考えた人が多数いたために、自主的に帰省することを止めました。
…中には我関せずで旅行や帰省している人もいましたが、
完璧を求めるのは不可能な事なので、考えないようにしましょう！
さきほど、
「ここから地方に派生してはいけない」
と考える人と書きましたが、正確には
感染を拡大させる可能性があるにも関わらず地方に行って、
「日本中からバッシングを受けるのが怖いから」
というのが、自粛した本当の理由でしょうね。
そのため、渋滞が起きませんでした。
コロナ禍の夏休み中、旅行者数は多かった？少なかった？
去年（2019年）の夏休み期間中（7/15～8/31) の旅行者数は、
7734万人です。
2020年の旅行者数はまだ出ていませんが、
GoToトラベルキャンペーンを利用した人数は、分かっています。
200万人です。
2019年：7734万人 ＞ 2020年：200万人
明らかに少ない！
少なすぎます！
観光業界がいかに悲惨な状態かが、うかがえる数字です。
仮にGoToトラベルキャンペーンを利用していない人を加えたとしても、
比較にならないほどの人数差ですね。
断言できます！
2020年の夏休みの旅行者は少ない！
Go To トラベルキャンペーンは失敗？
先ほども言いましたが、
夏休みの旅行者は去年に比べて非常に少ないです。
やはり、コロナの影響力…
東京がキャンペーンから除外されたのが、
大きいと言わざるを得ません。
ですが、
「GoToトラベルキャンペーンが失敗かどうか？」
というのは、別問題です。
少なからずキャンペーンを利用し旅行した人がいますし、
収入が減って旅行を諦めていた人が、旅行に行けるようになった。
旅行者はストレスを発散することが出来、
観光業界にもお金が回るようになったのです。
利用者が少ないからと言って、
失敗と位置付けるのは間違っています。
Go To トラベルキャンペーンはまだ発展途上
やはり、東京が動き出してから、
このキャンペーンの威力が発揮されると感じますね。
このキャンペーンは今回で終わりではありません！
いつまで続けるのかも定かではありませんが、
除外されたままで終わったのでは、都民は納得できないでしょう！
移動に関しても観光に関しても都心周辺が動かなければ、
大きな経済効果は生み出せません。
再びコロナ感染者が減少した時に、
キャンペーンの本領が発揮されるでしょう！
Go To トラベルキャンペーンでの感染拡大は微々たるもの
事業登録したホテルや旅館で感染が判明したのは、
わずかに10名だけと発表されています。
これだけだと何とも判断できません。
移動中に感染させるリスクもありますからね。
しかし、10名と言う数字は少ないです。
旅行に行っていなくても、増えていた数字では無いでしょうか？
もちろんホテルや旅館も、
そのリスクを背負って業者登録したわけです。
このキャンペーンにかける思いがわかりますね。
飲食業界は頑張っている
旅行客の減少を具体的な数字で見せられると、
同じく客が減っているであろう飲食業界は、
頑張っていると感じます。
閉店に追い込まれている企業もありますが、
宅配や弁当などの新規展開を考えて、
よくもっているなという印象です。
ですが、影響を受けているのは店だけじゃないんです。
店に食材を卸す業者も多大なる影響を受けています。
これからGo To Eatキャンペーンや地域共通クーポンで、
どれくらい回復できるかが課題になってきます。
Go To トラベルキャンペーンの利用者まとめ
Go To トラベルキャンペーンが始まって、
1ヶ月の利用者は200万人でした。
去年の夏休み1ヶ月の旅行者は7734万人です。
旅行者の数は少ないですが、キャンペーンは失敗ではありません。
感染者が減り東京の除外が解除された時に、
キャンペーンがどうだったか分かる事でしょう！
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