日本経済はどうなってしまうのか?
政府が起死回生の思いを込めてGo To キャンペーンを打ち出した。
その最初としてのGo To トラベルキャンペーンが、
実施される前に終焉を迎えようとしている。
やるならワクチンが出来てからでしたね。
Go To トラベルキャンペーンの対象外は外出自粛に繋がらない
Go To トラベルキャンペーンは、7/22の開始を前に大きな落とし穴に落ちた。
東京はキャンペーンの対象外となってしまったが、
他の地域では対象となる。他にも条件がいくつが増えたが、
結局外出自粛と観光産業の活性化というジレンマに陥っている。
Go To トラベルキャンペーンの条件
※注:2020/7/17現在の情報です。
Go To トラベルキャンペーン実施に当たり、
感染者数が増えてしまった為に、条件が追加されました。
東京除外とは?
条件の1つとして東京除外がなされました。
東京除外と聞いて、どういうこと?
東京に行くこと?
それとも都民が対象?
判断できませんよね?
「東京除外とは、東京を発着する旅行は対象外」
という事のようです。
若者団体と高齢者も対象外
若者団体と高齢者も対象外と言う見出しもよく見られました。
この言葉だけでは、よく分かりませんよね?
「若者や高齢者の団体旅行、大人数での宴会を伴う旅行は対象外」
という事のようです。
Go To トラベルキャンペーンの対象外から見える事
今回急遽、若者団体と高齢者はキャンペーンの対象外となりました。
無症状で知らず知らずの内に感染を広げてしまう若者と、
重篤化しやすい高齢者は、今まで通り外出自粛をしてください!
そういう事なんでしょう。
若者団体と高齢者は外出自粛を…
そう解釈していいんでしょうか?
そうなれば家族旅行(高齢者除く)で観光産業を持たせよう
という腹積もりでは無いでしょうか?
収入が全くなくなるわけでは無いので、少しの間それでしのいでね!
そう聞こえます。
そんな中旅行するのも大変なことですよ!
もしかしたらバッシングを受けるかもしれない。
県外ナンバーで投石にあうかも知れない。
そんな不安を抱えながらの旅行は楽しいでしょうか?
ホテルや観光地も快く受け入れられるのでしょうか?
問題山積みの今回の政策は、フライングでの失格に違いない。
感染者数だけで判断していいの?
Go To キャンペーンを打ち出して間も無く、
東京で感染確認者が増加した。
これは、検査数の増加に伴った数値であろう。
ということは、今までも無症状の感染者はたくさんいたのでは?
という疑問を持たずにはいられない。
今までも検査をしていなかっただけで、
感染者は無数にいたのではないでしょうか?
そうであるならば、
風邪菌を保有した、ちょっと体調が悪いと言っている人が、
旅行に行ってはいけませんよ!
と言っているのと同じでは無いかと感じる。
とは言えまだ未知のウィルスであることには違いない。
ワクチンが完成するまでは、身動きできないというのが本音でしょうね。
ただ、ワクチンの開発を待っていたのでは日本経済は破綻してしまいます。
観光産業に関しては壊滅状態です。
旅行に言ってもホテルが無い!
お土産を買うところが無い!
こうなってもおかしくない状況になっているのです。
では、これを誰が救うのか?
ワクチンが出来るまで、誰が援助するのか?
それともワクチンが出来るまでは、
各自ウーバーイーツで食いつなげばいいのでしょうか?
Go To トラベルキャンペーンを実施する時期
いつならキャンペーンを使用して、経済活性化に繋がったのか?
これは誰にも分かりませんね。
新型コロナウィルスが収束したタイミングで、
さぁ皆さん、打撃を受けた観光産業を救いましょう!
ということで旅行に出掛けるのが正解ですから、
いつ収束するかを分かってないと無理なんです。
今回の感染者増加に関してもそうだ。
そもそも検査数を増やしているのだから、
陽性者が増えても全然おかしくない。
緊急事態宣言が発令された時と比べ、圧倒的に死亡者が少ないことから、
医療崩壊を招く事態には、なっていないことが分かる。
それでは、
陽性率が変わってなくて感染者だけが増えている
と考えるのが妥当だろう。
そうなると確認された感染者が減っていた時期と状況は同じなのではないか?
第2波とは言えないのではないか?
ならばキャンペーンを堂々と実行すればいいんです。
まとめ
きちんとした情報を持っている政府に、
国民が納得できる説明をしてもらいたい!
今回のGo To キャンペーンに関して言えば、
国民の圧に押されて、条件を付け加えたようにしか見えない。
GW中は外出自粛が出来ていましたが、
夏休みの個人での移動は、止められないのではないでしょうか?