どうも、 小学生2人の父親です。
日々、育児に勤しんでいると、
まだ数年しか生きていない子供に、教えられることもあります。
子は生まれてきただけで、親に幸せを与えてくれるものですが、
さらに人として成長さえ、促してくれます。
今まで、子供から学んだことを記します。
教えているのは親だけじゃない!子も親に教えている
人に影響を与えるのに年齢なんて関係無い
子供と接していると、教えを乞うのは、
「人生の先輩だけでは無いのだな」と気付かせてくれます。
人はそれぞれ違う考えを持っているので、そこに年齢は関係ありません。
そもそも違う環境で育っているので当然ですよね。
アスリートなんて、特にそうです。
年齢的には10代~20代で、自分よりは年下になります。
小さい頃から、競技に打ち込んでいますが、
それは決して親からの強制でそうしたのではなく、自分で考えて選んでいます。
一流になる為のマインドを、彼らは持っています。
それは、私には到底ない物だと感じるのです。
年下だからと言って、自分より出来ないとは限らない…
自分より出来る人はたくさんいる…
普段から人と接する時も、見た目や思い込みで人を判断するのを止めました。
何事にも全力で取り組む姿勢
子供と遊ぶのは疲れます。
それは常に100%だからです。
大人になると、知らす知らずのうちに力を抜くことを覚え、
全力を出すことを忘れてしまうのです。
全力を出すことでしか為し得ないこともあります。
子供はそうやって成長していくんですね。
これは子供に限らずだと思います。
大人になってからでも、真剣に取り組まないと成長なんてしませんよね?
全力で頑張っている姿を見ると、手助けしたくなります。
これは子供大人関係無く、そうなりますよね!
やる気の無い人は、応援できませんが、
一生懸命やっている人は、応援したくなる…
子供の姿を見ていると、
「また明日から頑張ろう!」という気持ちにさせてくれます。
自分を出すこと
子供には、自分だけが良ければいい精神があります。
遊具の取り合いになったとき、絶対に離さない!その熱意には感服します。
取り合いに負けたら最大限に泣き、
取り合いに勝つと、隣でギャンギャン泣いている子がいるにも関わらず、
何事も無かったように遊ぶのである。
ブランコで順番待ちをして、長い列が出来ていたとしても、
そこには目を向けず遊び続ける。
どこまで行っても欲望に正直だ。
その欲望を打ち消すかのように保護者達は、
「そろそろ代わろうね」と諭すのです。
それは、
「自分がわがままばかり言ってると社会では生きていけない」
という事を知っているから。
それと、
「回りの目を気にしている」
という2点から来ています。
親が子供を諭さないと、
「何あの子?親も付いてて何やってんだ?」
と叩かれるのだ。
回りの目を気にせずに、わがままに生きるのもいいだろう。
しかし、それには他人に何を言われてもブレない、
強靭な精神力が必要になるでしょう。
こういうタイプの人はサラリーマンではなく、社長になるのがいいんです。
ただし社員は離れていき、
仕事を依頼されることも無いかも知れませんがね...
大人はこういう事を考えてしまい、自分を出すことを止めてしまうことが多い…
考えようによっては、チャンスを逃しているように思える。
子供を見てると、もっと自分を出していいんじゃないかと思ってしまいます。
子供を叱った言葉が、自分に刺さる
子供を叱るときは、自分に言い聞かせているようなもんだ。
「友達に意地悪しちゃいけないよ」
「話をちゃんと聞きなさい」
「姿勢が悪いよ」
「明日の準備は出来たの?」
「どうして人の気持ちを考えられないの?」
「早く支度しなさい」
こうやって子供を叱る時、
「おい!自分も出来てんのか?」と思いながら言っています。
でもそれは、悟られないようにしています。
ちょっと悪いことをしようとした時なんかは、
子供を叱っている場面を思い出します。
「こんな自分で、よく子供に言えるな!」と…
自分の行動を省みる時間を、子供はくれたんだと思っています。
誰でも分かるように説明する
宿題がたくさん出される現代では、子供に勉強を教える機会がたくさんあります。
大人に算数を教える場合なら、比較的簡単だと思います。
それは、一度その道を通っているからです。
ですが、子供に教えるのは、一気に難しくなります。
子供はまっさらな何も知らない状態なので、
そこに大人の知っていて当然の常識は、通用しないのです。
何もわからない、基板が無い人に教える大変さ!
これは大人になっても、よくある状況です。
画期的な新商品を発明した場合に、
それを全く異業種の人に説明するとなると、どうなるか?
自分が知っている専門用語は通用しません。
なので、相手が分かるような言葉で説明しなければならないのです。
「どうやったら分かってもらえるだろう?」
「どこが分からないポイントなんだろう?」
こう考えることが大事だと、気付かせてくれました。
入社したての新人に教える時は、とても役に立つ教訓になっています。
まとめ
子供から学んだことは、
「見た目や思い込みで人を判断しない」
「物事に全力を注ぐ大切さ」
「自分を出すこと」
「自分の行動を省みること」
「知らない人への説明の仕方」
です。
これは「学んだというより、思い出させてくれた」の方が正しいですね。
皆が歩んできた人生で教えられたり、自分で気付いたことが多いはず。
子供は忘れていた大事なことを、思い出させてくれるのです。