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電磁開閉器の交換方法と交換時期

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ビル管理者なら、電磁開閉器を交換出来るようになろう!

 

電磁開閉器とは通称マグネットと呼ばれる、

動力盤についているあれです。 

 

電磁開閉器を交換出来るようになると、

ワンランク上にステップアップです。

 

一流のビル管理者を目指しましょう! 

 

電磁開閉器の交換時期が来たら交換しよう 

電磁開閉器は、使用開始から10~15年と言われています。

ですが、機器によって使用頻度は様々です。

目視や作動時の音を聞いて交換が必要か判断しましょう。

 

 

 

 

 

電磁開閉器を交換出来るようになると、どんないいことがあるの?

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電磁開閉器は、送排風機には必ずついています。

熱源機械室などでインターロックがある場合、

交換の技術があれば、

 

「送排風機の電磁開閉器が壊れているから、熱源機器が動かせません!」

 

なんて事態も早急に対処することが出来ます。

 

…まぁ、そんなことしなくてもインターロックの対処方法はありますが…

 

何にせよ修理依頼をしなくても、

自分で直しちゃえば復旧までの時間を短縮できるんです。

見積り取ったり、見積りの為の現調したりと、

業者に依頼すると時間がかかって仕方ないですよね?

 

それが無くなるんですよ。

 

 

電磁開閉器と電磁接触器はどう違うの?

開閉器と接触器の大きな違いは、遮断できるかどうかにあります。

一般に電磁開閉器とは電磁接触器にサーマルリレーが付いている機器を言います。

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↑↑電磁開閉器の写真↑↑ 電磁接触器+サーマルリレー

↓↓電磁接触器の写真↓↓ サーマルリレー無し

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電磁接触器は電線を繋ぐスイッチの役目を果たし、

サーマルリレーが電流値によってスイッチをOFFにする。

 

家の明かりをつけるスイッチを想像してみてください。

スイッチが勝手に自分で切れたりしないですよね?

 

そこが電磁開閉器と電磁接触器の違いです。

 

 

電磁開閉器はどういう時に交換した方がいいの?

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電磁開閉器に荷電され電磁石が働き、通電します。

この機器は消耗品です。

何度もON・OFFを繰り返していれば、いずれ故障します。

故障したら交換。

これは当然そうですが、故障には前兆があります。

この段階で交換しておけば、

「急に機器が動かなくなった」

なんて言う事態を回避できるのです。

ではその前兆とは何か?

 

音がする

通常、電磁接触器(マグネット)が動作しても音はしません。

ところが、故障が迫っている機器からは、

「ヴィィィィ」と言う音が聞こえてきます。

少しくらいの音は問題ありませんが、

故障の前は、明らかに音が違うのですぐに分かりますよ。

ゴミが詰まって、音が鳴る場合もありますので、

その時は、電源を落としてから可動部分をマイナスドライバーなどで、

ゴスゴス動かしてやれば、解消されることもあります。

 

チャタる

チャタリングすることを「チャタる」と言います。

…言わない人もいますが(-_-;)

チャタリングとは、

ON・OFFをコンマ何秒の世界で繰り返されるのを想像してください。

起動時にマグネットがガチャガチャとON・OFFを繰り返し、

ON状態になる時は故障の前兆だと思ってください。

 

焦げ臭い

焦げ臭いという事は、コイルが焼けているという事です。

間も無くコイルが焼損し、完全に断線状態になれば動作しなくなります。

マグネット本体の真ん中部分、

凹凸している部分から、

アークが出ているような状態だとコイルの焼損に注意です。

 

 

 

電磁開閉器の選定方法

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電磁開閉器を交換するとなれば、部品を買わなければなりません。

交換するものが分かっているので、現物を見て型番を確認します。

ここで一番の注意点があります。

 

コイル電圧を必ず確認してください!

 

なぜなら機器型番からでは、コイル電圧までは追えないのです。

このコイル電圧、機器にも書いてないことがほとんどなんです。

なので必ず盤図から電圧を追うようにしましょう!

盤図が無いときは、電線を追っていくしかないですねf(^_^;

 

機器を注文する時は、必ずコイル電圧が必要になるので確認するようにしましょう。

恥ずかしながら、私はコイル電圧を間違えて、

交換した直後に焼損させたことがあります(-_-;)

 

電磁開閉器はサーマルとのセット品なので、

サーマル設定値も確認しておきます。

これも機器の発注には、必ず必要になります。

 

↓↓サーマルと盤図を読むときのコツについての記事です↓↓

www.746urawa.com

 

 

電磁開閉器の交換方法

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前置きは終わりました。

ここから交換方法の手順になります。

 

ブレーカーをOFFにする

機器電源用のブレーカーをOFFにします。

制御電源用のブレーカーもOFFにします。

 

無電圧を確認する

電磁開閉器の一次側に電圧が無いことを確認します。

コイル電源にも電圧が無いことを確認します。

 

線番を確認する

さぁ無電圧も確認したし、交換しよう!

 

ちょっと待ってください!

 

電磁開閉器に繋がっている電線を書いておきましょう!

写真を撮っておくのも良いですね!

この電線を間違えて接続してしまっては大変です。

せっかく交換したのにまた壊れてしまったり、動作しない事だってあります。

作業に入る前に必ず確認しておきましょう。

 

機器を交換する

後は交換するだけです。

電線を間違えない様にだけ注意してください!

電線はビスで固定しますが、緩すぎるとアークが飛びますので、

固く締めてください。

 

運転の前に絶縁抵抗を測る

機器を交換し終わったら、試運転です。

…が、その前に絶縁抵抗を測定しましょう。

完璧と思っていても、電線がどこかに接触していたり、

間違って接続している可能性もあります。

大前提として、一度ブレーカーを落とした場合、

再度ブレーカーを上げる時は、必ず絶縁抵抗を測ってください。

これは基本中の基本ですが、とても大事なことです。

 

試運転をする

機器を交換して、「ハイ終わり」では、一流とは言えませんね。

通常の状態に戻してこそ一流です。

交換した機器が、問題無く動作するかを確認しましょう。

 

 

電磁開閉器の交換方法と交換時期まとめ

ここまで読んだら、もう電磁開閉器の交換は出来るようになっています。

 

発注時は、

コイル電圧とサーマル設定値に注意する。

 

作業時は、

感電しないように注意する。

電線を間違えないように注意する。

ブレーカー上げる前に必ず絶縁抵抗を測定する。

 

これだけ気にしておけば、もう大丈夫です。

 

 


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