このページにたどり着いたあなたは、
「公表問題4の複線図をマスターしたい」
「動力電源の配線が分からない」
「動力電源から電源表示灯への配線が分からない」
方ですね。
本記事を読めば上記の悩みを解決できます。
そして読み終わるころには、
公表問題4の複線図を完全にマスターしていますよ。
確認表示灯って2つしか電線繋げられないよね?動力電源は3本なのに…
3本から2本をどれでもいいから選べばいいにゃよ
【第二種電気工事技能試験】令和4年度公表問題4複線図ポイント
公表問題4では動力電源が登場します。
といっても基本手順は変わらないので、気楽に望みましょう。
手順通りに進めば必ずマスターできますよ。
各手順で注意ポイントが書かれているので、
簡単に理解できます。
複線図の書き方手順を守れば、だれでも簡単に書けるようになります。
基本的な複線図の書き方は別記事で紹介しています。
こちらの手順を元に令和4年度の複線図を書いていきましょう。
本記事は公表問題4の複線図の書き方です。
他の問題の複線図の書き方はこちらのまとめ記事にリンクがありますので、
そちらからリンクで飛んでください。
では、さっそく複線図を書いていきましょう!…
と、その前に複線図の書き方手順のおさらいです。
- 手順1:各器具、電源を配置する(ジョイントボックスも)
- 手順2:各器具、電源に「+」「-」を記入する
- 手順3:スイッチとコンセントに電源から+線を引く
- 手順4:スイッチの「-」から対象器具の「+」へ線を引く
- 手順5:各器具の「-」と電源の「-」を全てつなげる
この通りに進んできます。
たった5つの手順しかないので簡単ですね。
令和4年度の公表問題4の複線図を書いてみよう
公表問題4のポイントは
- ブレーカーがある
- 動力配線がある
- 動力から単相電源を配線する
の3点です。
動力電源から単相電源を配線するのは、この問題だけでしか出てきません。
他の問題で復習することができないので、しっかりマスターしておきましょう。
ブレーカーの配線ポイントありません。
他の問題の電源と同じです。
動力配線のポイントは、
- 動力は3相なので3本線を引く
- 「+」「-」ではなく「R」「S」「T」
の2点です。
動力から単相電源を配線するポイントは、
- 「R」「S」「T」から2本選んで線を引く
です。
手順でもコメントしておきますね。
手順1:各器具、電源を配置する
手順の部分は赤字表記にしています。
これはそのまま書くだけなので、特にポイントはありません。
問題と同じ記号で書く方が無難ですね。
手順2:各器具、電源に「+」「-」を記入する
手順の部分は赤字表記にしています。
各器具、電源に「+」「-」を記入しましょう。
動力は「R」「S」「T」と記入しましょうね。
手順3:スイッチとコンセントに電源から「+」線を引く
手順の部分は赤字表記にしています。
電源からスイッチとコンセントの「+」へ線を引きます。
同じ配置の器具には渡り線を活用しましょう。
手順4:スイッチの「-」から対象器具の「+」へ線を引く
手順の部分は赤字表記にしています。
スイッチの「-」から該当器具の「+」へ線を繋ぎます。
この手順もそろそろ慣れてきましたかね?
手順5:各器具の「-」と電源の「-」を全てつなげる
手順の部分は赤字表記にしています。
最後の手順です。残りの「-」を全て一本の線でつなぎましょう。
最後まで取っておいた動力ですが、
3本そのまま器具へ配線します。
電源表示灯には「+」「-」と表記していますが、特に意味はありません。
動力「R」「S」「T」から2本選んで線を引いてください。
当日は施工条件で「どこからとりなさい」というのが追加されると思います。
なければ無難に「R」「S」からとってください。
完成です。おめでとうございます。
【第二種電気工事技能試験】令和4年度公表問題4複線図まとめ
公表問題4のポイントは動力配線です。
電源からそのまま器具へ3本配線しましょう。
確認表示灯がある場合は、電源の3本から2本選んで配線します。
施工条件にあった線を選びましょう。
他の配線で特別なものはありません。
複線図をマスターして合格しましょう!
技能試験合格のための工具材料を買いたい方はこちらの記事もどうぞ