このページにたどり着いたあなたは、
「公表問題3の複線図をマスターしたい」
「タイムスイッチの配線が分からない」
方ですね。
本記事を読めば上記の悩みを解決できます。
そして読み終わるころには、
公表問題3の複線図を完全にマスターしていますよ。
タイムスイッチってなに?
時間で自動で入り切りできるスイッチのことにゃ
【第二種電気工事技能試験】令和4年度公表問題3複線図ポイント
公表問題3ではタイムスイッチが登場します。
タイムスイッチ以外は特別な配線方法は無いので、
基本の複線図作成手順をふめば簡単に作成することができます。
手順でタイムスイッチの注意ポイントを解説しているので
簡単に理解できますよ。
複線図の書き方手順を守れば、だれでも簡単に書けるようになります。
基本的な複線図の書き方は別記事で紹介しています。
こちらの手順を元に令和4年度の複線図を書いていきましょう。
本記事は公表問題3の複線図の書き方です。
他の問題の複線図の書き方はこちらのまとめ記事にリンクがありますので、
そちらからリンクで飛んでください。
では、さっそく複線図を書いていきましょう!…
と、その前に複線図の書き方手順のおさらいです。
- 手順1:各器具、電源を配置する(ジョイントボックスも)
- 手順2:各器具、電源に「+」「-」を記入する
- 手順3:スイッチとコンセントに電源から+線を引く
- 手順4:スイッチの「-」から対象器具の「+」へ線を引く
- 手順5:各器具の「-」と電源の「-」を全てつなげる
この通りに進んできます。
たった5つの手順しかないので簡単ですね。
令和4年度の公表問題3の複線図を書いてみよう
公表問題3のポイントは
- タイムスイッチがある
の1点だけです。
公表問題3だけしか出てきませんが、
試験問題に選ばれるのがこれかも知れませんので、
しっかりマスターしておきましょう。
タイムスイッチの配線ポイントは、
- タイマーを動かす電源が必要
- 見えないけどスイッチは内部にある
の2点です。
片切スイッチのように見えていると想像しやすいんですけど、
タイムスイッチは中にスイッチがあるという認識が必要になります。
手順でもコメントしておきますね。
手順1:各器具、電源を配置する
手順の部分は赤字表記にしています。
パイロットランプを問題とは別の表記にしていますが、
同じ記号を使ってもまったく問題ありません。
自分で書きやすいものを選んでください。
問題と同じ記号の方が無難ですね。
手順2:各器具、電源に「+」「-」を記入する
手順の部分は赤字表記にしています。
各器具、電源に「+」「-」を記入しましょう。
タイムスイッチは電源部分とスイッチ部分に分かれています。
今回は「-」を電源とスイッチの共用として複線図を書いています。
タイムスイッチの器具や施工条件によって変わってくる部分なので注意してください。
タイムスイッチは
- タイマーを動かす電源が必要
- 端子台で電線接続する
です。
共通事項なのでここはしっかり覚えてください。
これで機器や施工条件に関わらず複線図を書くことができます。
手順3:スイッチとコンセントに電源から「+」線を引く
手順の部分は赤字表記にしています。
タイムスイッチを想像しやすいように内部を簡単に図示しました。
イメージをつかんでください。
手順4:スイッチの「-」から対象器具の「+」へ線を引く
手順の部分は赤字表記にしています。
スイッチの「-」から該当器具の「+」へ線を繋ぎます。
タイムスイッチの部分だけ「+」からになっていますが、
普通のスイッチの「-」部分だということはイメージできますね。
手順5:各器具の「-」と電源の「-」を全てつなげる
手順の部分は赤字表記にしています。
最後の手順です。残りの「-」を全て一本の線でつなぎましょう。
完成です。おめでとうございます。
【第二種電気工事技能試験】令和4年度公表問題3複線図まとめ
公表問題3のポイントはタイムスイッチです。
タイムスイッチは
- 電タイマーを動かす電源が必要
- 見えないけどスイッチは内部にある
- 端子台で電線接続する
がポイントになっていますので、
ここでしっかりマスターして合格を目指しましょう!
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