子供が大きくなってくると、
「そろそろ一人で家に帰ってきて留守番してみない」
こんな話題になったことありませんか?
我が家では、子供が小学二年生に上がったころ、
学童保育に入れませんでした。
NPOの学童に入れるという手もありましたが、
いろんな人から情報を集めた結果、
無いな…という結論に至り、留守番させることにしたのです。
スマートロックはカギ閉め忘れ用
子供の留守番用に考えていたスマートロックですが、
記事を書き進めていく内に、
これって大人のカギ閉め忘れ用だなと思えてきました。
出かけて、
「あれ?カギ閉めたっけな?」
こんな経験ありませんか?
スマートロックは、スマホで施錠状態を確認でき、
遠隔で鍵の解錠施錠をすることも出来ますよ。
子供だけの留守番の約束事
小学二年生で学童には入れなかった我が子…
そこで我が家が取った対応策は、
家で留守番させるというものでした。
初めての留守番は不安がいっぱいです。
(恐らく親だけですが…)
そこで子供と約束事を決めました。
「学校から集団下校させる」
「帰ったら宿題をやる」
「スマホを持たせて帰ってきたら帰って来たよLINEを送る」
「帰ってきたら家の鍵を締める」
「遊びに行ってもいいけど家の鍵を締める」
このことを小学2年生の男の子に伝えて、
1人留守番計画がスタートしたのです。
子供だけの留守番で起こる事
子供は
「帰ってきたら友達と遊べるんだ」
と大喜びでした。
ですが、約束事を決めても問題は起きます。
それがこちら、
「家の鍵を無くした」2回も
「家の鍵をかけずに遊びに行った」泥棒入り放題状態
「宿題やらずに遊びに行った」学童なら宿題やっていた
「遊びに行ってスマホを無くして帰ってきた」
後日優しい方が警察に届けてくれていた
「家に帰ってきたらお菓子の食べかすが散乱していた」
食べても良いから片付けろよ!
たまに早めに家に帰ってドアを開けると、リビングの方から
ガタガタン、ガサガサ、バタンという
急いで何かをしている音が聞こえてました(笑)
もう大丈夫だよね?
今度こそ大丈夫だよね?
そんなやり取りを繰り返した結果、
満足の行く状態になることはありませんでした。
そのまま時が流れて行ったのです…
子供だけの留守番で更なる対応策
ぐちゃぐちゃな状態で時が流れて行きましたが、
対策を取ろうとしなかったわけではありません。
- 機械式ロック
- 帰ってきたら連絡
対策①:機械式ロック
まず、機械式ロックをつけようとしました。
機械式ロックとは解錠番号を決めて置いて、
その番号を押して回すと解錠できるものです。
テンキー付きの電気錠と同じですが、バッテリー切れがありません。
結局付けるの止めたのですが、それは以下の理由からです。
- 番号覚えられるの?
- セキュリティ的にこっちの方が危なくない?
- 取付けるのに扉に穴をあける
- 見た目がダサい
恐らく番号を覚えられないというのが一番です。
小学二年生おそるべし…
…うちの子だけかも(笑)
対策②:帰ってきたら連絡
とにかく帰ってきたら連絡するように言った。
「帰ってきたらLINE入れてね」
これを何度も何度も言いましたが、
現実的に小学二年生の男の子がこれを出来ると、
思っていること自体が間違いでした。
周りに聞いても、無理なんじゃないですか?
出来なくても普通ですよ
といった意見が多かったです。
小学校に上がったという事で、
過大評価し過ぎていたのかもしれません。
子供だけの留守番に終焉
どの対応策も実らなかった時期が続きましたが、
「学童に空きが出た」
という理由で、この戦いが終焉を迎えました。
結局、留守番は出来なかったんです。
しかしそれは親が求めていた事を出来なかっただけで、
学校からまっすぐ帰って、家に入り鍵を締める。
この動作はしっかりやっていたのと、
「親が帰るまで無事でいる事」
は一度も崩れることはありませんでした。
一昔前だとこれが普通でしたからね。
多くの事を求めすぎてもダメだなと感じました。
スマートロックで子供だけの留守番を解決できるか?
スマートロックは、スマホひとつで何時でもどこにいても、
施錠解錠が出来る商品です。
もしこの商品を知っていたら、間違いなく付けていたでしょう。
ですが問題もあります。
いつ、どのタイミングで施錠解錠を操作するのか?
学校へはスマホを持って行けないため、
家に帰るまでは連絡することが出来ません。
うちの子も自分で家の鍵を開けて、
鍵を締めるという行為は出来ました。
そのまま家にいればいいのですが、
友達が来るのでそのまま出てしまうんです。
そして出かける時は鍵をしない…
スマホを持って行かない…
結論から言うと、この商品もスマホありきなので、
常に連絡を取れる体制、子供が電話に出る意識を持っていないと、
上手く行かないですね。
スマートロックの活用方法
一番の活用法はカギのかけ忘れに、
いつでもどこでも対応できるという点だと思います。
冒頭でも言いましたが、
「カギをかけ忘れて出かけた」
もしくは、
「カギをかけたか忘れて不安になった」
という経験はありませんか?
我が家ではこの問題が多発しています。
ひどい時は一週間ほど旅行に行って帰ってきたら、
施錠されていなかった事もありました(笑)
その問題は、スマートロックで解決できます。
スマートロックまとめ
スマートロックはある程度、
スマホの操作に慣れている子や、
学校にスマホを持って行ける環境にある子
であれば、有効に使える商品です。
そうでないなら子供に留守番させるのに、
スマートロックがあれば安心だよね!
とはならないですね。
スマートロックの本当の活用方法は、
大人の施錠忘れを防止する点にありますね。