nayoro_urawaのブログ

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エアコン洗浄で火災を起こさないために

エアコン洗浄で火災が発生しているというニュースを目にしました。

www.itmedia.co.jp

原因は、吹きかけた液体洗浄が電源部にも及びショートして、

発火すると言うものです。

 

このような事故が起こらないように、

電気に関することを記事にします。 

 

 

 

 

エアコン洗浄火災で注意するのは2つだけ

エアコン洗浄で火災を起こさないように、注意するのは2つだけです。

電源を落として作業することと、

充電部に洗浄剤がかからないようにすることです。

電源を落とすという事は、運転を停止することでは無くて、

コンセントを抜くという事です。

運転を停止していても、電気は通電していますからね。

 

怖い電気火災

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家庭で起こる電気火災でよく聞くのは、

コンセントの通電部分…金属の部分ですね、そこに、

「埃が蓄積し、徐々に炭化していき通電し、最終的にショートして発火する」

というものですが、今回のエアコンの火災も原理は同じです。

通電部分が洗浄した時に濡れており、

気付かずに電源を入れ、ショートして発火する。 

 

電気は、ショート以外でも発火します。 

ケーブル自体にも許容電流と言うものがあり、それを長時間超えると発火します。

電線には抵抗があるのはご存じですか?

種類や断面積によって抵抗は変わってきます。

km単位で抵抗が表されており、ここに電流が流れると熱が発生します。

電流の2乗に比例するので、許容電流値はとても重要な値と言えます。

許容電流値は、発火温度に電線が耐えられる電流値として、

覚えておくといいと思います。

 

電気は目に見えないので、想像しにくいんです。 

 

通電している限り、発火の可能性はあると認識しておいた方が良いですね。

 

 

電気火災の保護装置

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ショートすると過電流が流れるわけですが、

それを防止しているのが、ブレーカーという訳です。

ブレーカーは、過電流を検知すると瞬時に回路を遮断します。

瞬時に遮断すれば、発火に至る前に回路を遮断することが出来ます。

ブレーカーは人を感電から守るだけでは無く、

機器やケーブルも守っているんです。 

 

ここで注意点ですが、

ショートで火花が散った場合、それが他の部分に燃え移ってしまうと、

いくらブレーカーで遮断していても、火災を防ぐことが出来ません。

コンセント火災はいい例ですね。

周りのカーテンに火花が飛んで、燃え移ると防ぎようが無いですからね。

通電周りは、埃が積もらないようにすることをお勧めします。

  

 

簡単なエアコン洗浄方法

以前に書いた記事です。

www.746urawa.com

 

電源を抜いて清掃する事と、

銀色のフィン部分以外には洗浄剤を吹きかけない事に 、

注意して清掃してください。

洗浄剤はスーパーでも普通に置いてあるので、

使用方法さえ守っていれば問題無いと思います。

 

 

まとめ

きちんとした知識を身に付ければ、エアコン洗浄は出来ます。

電源を切って、尚且つ基板や電線には洗浄液をかけない!

これだけ守っていれば、火災になる事はありませんよ。

 

 

 

 


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