2年連続で学童保育に落ちました!
どうも3月生まれの男の子の父です。
なぜ学童保育が存在するのか?
その根本をお忘れですか?
時は一億総活躍時代!
「皆が働き日本国全体で潤いましょう!」という時代です。
ですが、子育て世代(働き盛り)の親達は全力で働けません!
それは、
子どもの小学校での束縛時間 ≠ 大人の就業時間
という問題があるからです。
子どもが小学校での授業を終え、
家に帰宅してから保護者と再会する時間は、
5時間授業で15時に、6時間授業で16時に学校が終わるとすると、
最低でも2、3時間は掛かります。
何かの犯罪に巻き込まれるには十分な時間と言えるでしょう。
なので、働く親たちは安全に子どもを保護している状況でないと,
安心して働くことはできません。
小学2年生になる年に学童保育に入れなかった我が子に、
学校から帰ったら、
「帰ったらカギをかけてずっと家にいる!」
「誰が来ても絶対にカギを開けない!」
というルールを設けました。
うちの子は大前提の「カギをかけてずっと家にいる!」ことすら何度言っても出来ず、
しまいには、カギを無くしました。
その時、「単純に考えても小学2年生の3月生まれの男の子より、小学1年生の4月生まれの女の子の方がしっかりしてるじゃん!体も大きいし!学童の審査には面接も入れてくれよ!」
と思いましたね。
... そんな時間無いんでしょうけど。
仕方ないのは十分承知ですが、言わずにはいれないんですよ!
「何人待てば空きが出るんですか?」
そう行政に尋ねると、窓口の方は「すいません」と何度も言っていました。
いやいや、あなたが悪いわけじゃないから…(^-^;
機械的に審査しているんでしょ?
行政の財源は税金です。
①皆が働けば、会社の業績は上がります。
②会社の業績が上がれば、皆の給料も上がります。
③所得が増えれば、納める税金も上がります。
④納める税金が上がれば行政から出される仕事も増えます。
⑤仕事があれば、会社の業績は上がります。
この好循環を目指してるわけですね。
理論上は分かっているのに、なぜこの循環にならないのか?
①と②の間で詰まっているからです。
学童保育に入れられない場合、どうしても子供のことが気になります。
仕事に集中できないんです。
それと、どうしても早く帰ることになります。
子どもが小さければ小さいほど、こうなります。
保育園に入れられるかどうかも問題になっていますよね?
まさに体力もあり、仕事の内容も理解している時期(働き盛り)と重なります。
この経験をしているのは、今まさに子育て中の私たちが一番多いでしょう!
なので理解ある上司、同僚が少ないのも必然です。
学童に申し込んでいる方達は労働に意欲のある親達です。
そういう人は回りがそう思っていなくても、
「子どもが急に熱出して帰らなくちゃいけなくなった…」
「お迎えに行く時間だから帰らなくちゃ…」
そうなった時には、みんな残業しているのに私だけ先に帰って申し訳ないと感じています。
「トラブルで残業しなきゃならないのに、なんであの人は先に帰るんだ!」
と思っている人はいます。
それは子育てを経験していない人だけが思うことですが、
残念ながら会社からしてみれば子育てで拘束時間が限られている人より、
独身でいつでも動ける人の方が必要なんです。
日本国としてみれば重要なのは子育てしながら働く人、
会社から見て重要なのは柔軟に動ける独身者という事です。
世代で変わっていく役割ですから、
子育てを終えた50代からのフォローが大切になってきますね。
税金を納めてほしければ、その基盤が無いとどうしようもない!
忙しい時期も、のど元過ぎれば熱さを忘れてしまします。
果たして自分もフォロー出来るようになるのだろうか…?