仕事しても雑用ばかりで、全然活躍できてない
私、この会社にいる意味あるのかな?
新入社員にありがちな悩みです。
ですが、
新入社員は仕事で活躍できなくても悩む必要はありません。
新入社員は仕事で活躍するよりも大事なことがある
仕事も大事ですが、その仕事のお金の流れをまずは覚えましょう。
そうすればそこから自分の給料の発生元や、
どうしなくてはならないかの答えが出てきます。
新入社員は「活躍できない」で悩む必要な無い
会社にいる先輩社員や上司は、新入社員には期待していません。
なので
「仕事が出来ない、活躍できていない」
で悩む必要はありません。
活躍できると考えている時点で失礼です。
その業界を舐めすぎではありませんか?
何も知らない新人が活躍できるほど、甘い世界では無いんです。
民間会社であるならば基本は競争です。
- 他社より高品質
- 他社より低価格
- 他社より好対応
たくさんあるライバル会社に打ち勝って行かなければ、
仕事を受けられることも無く倒産していきます。
そうならないように、どうすれば生き残れるかを考えて、
今まで存続し成長を続けてきました。
そんな戦場に、甘々な新人が入ってきたところで、
戦力にならないのは明々白々なのです。
ですから
「仕事が出来ない、活躍できていない」
ではなく、
「いかに早く戦力になれるか」
で悩んだ方がよっぽど生産的ですよ。
新入社員を採用する理由
なぜ戦力にならない新入社員を採用するのか?
経験のある中途採用者を雇った方が良いのではないか?
こんな疑問が生まれます。
クセの付いた人は教育しにくい
人は歳を重ねる毎に、柔軟な思考が出来なくなります。
ようするに頑固になるわけです。
自分でもよく分かります。
新入社員の頃に比べて、
全然人の言う事を聞かなくなりました(笑)
いつまでの謙虚で入れる人は魅力的です。
それなら垢の付いてない新人を教育して、
自社色に染めた方が戦力になりやすいんです。
それに若ければ、それだけ伸びしろがあるという事ですから。
会社は新入社員に投資しています。
あえて利益にならない社員を採用する意味は、
将来会社を支える舞台骨になる事を期待しているからです。
新入社員が入社してすぐにやるべきこと
新入社員が入社してやるべきことは、
- 仕事の本質を見極める
- 社風を見極める
- 会社に足りてない物を見つける
- 自分の給料について知る
この4つです。
私は入社して社会人としてまともになったなと感じたのは、
入社8年目の事です。
そこから一気に上記の4つについて考えるようになりました。
なので最初から、
この4つについては考えていた方がいいです。
仕事の本質を見極める
仕事の本質が分かれば、
どこの会社に行っても活躍できます。
やることが分かっているからです。
仕事 = あなたの労働力
仕事とは、自分の付加価値を付けることです。
例えば販売だと、品物自体ではなく、
品物を売るのに必要な説明をすることが付加価値になります。
品物自体に労働力はありません。
販売するのに工夫することが仕事となり、
それによって得た利益が労働対価というイメージです。
品質が良くて飛ぶように売れるのは、
営業力ではなく、技術者の労働対価という事です。
社風を見極める
今では昔のように一度会社に入ってしまえば、
ずっと勤務し給料も自然と上がっていく、
という事も無くなりました。
会社はたくさんありますし、その様相も様々です。
そして、そこにいる人達も様々です。
なので、どう頑張っても合わない事は出てきます。
- ずっと席を置ける環境なのか?
- 自分に合っているのか?
を見極めるのは重要ですよ。
何となく在籍するのは一番良くない事です。
会社に足りてない物を見つける
仕事をしていて、
- こうすればもっと上手く行くのに
- 効率よく進められるのに
という事を見つけてみましょう。
これが出来る人は、
どこに行っても仕事が出来る人と認識されます。
こういう提案は、業務内容をしっかり理解し、
自分の仕事以外の事に目を向けていないと出来ない事です。
仕事は自分一人では出来ない事がたくさんあります。
他の部署や同僚に目を向けることは、
すごく大切な事なのです。
自分の給料について知る
これは仕事の本質を知ると言うことにも繋がりますが、
「自分の給料は、どこから支払われているか」
を知るのは最重要項目です。
本来なら就職する前に知っておきたいことですが、
働かないと見えてこないこともあります。
さぁ、自分の給料はどこから支払われていますか?
会社ですよね!もちろん!
「当たり前か!」と言われそうですが、
では、その会社のお金は、どこから得た物でしょうか?
社長の懐から出たものですか?
違いますよね?
自分の給料は、
仕事を受けて完了したことにより得たお金
から支払われています。
仕事を受注して無事に完了しお金を得られなければ、
自分の給料は支払われない事は、絶対に知っておくべきことです。
即戦力を育てる学校が必要
今の大学は学問を教えているだけで、
仕事については何一つ教えていません。
単位を与えて終わりです。
もっと仕事について、
深く教える授業をしなくてはいけないですね。
大学に入っても大半の人は就職します。
就職難の現在では、
希望の会社に就職することも難しく、
希望の会社に就職できたとしても、
希望している仕事に就けるとは限りません。
でもどんな仕事に就いても、やることは同じです。
働くに当たっての心構えや、
学生から社会人になる時の甘えを排除する場、
それを教える場が必要です。
基本的に自己責任と言う民主国家の悪い部分が、
出てしまっています。
国民の労働力は国家にとっても重要な事なので、
即戦力となる人材育成も必要な事ですね。
就職して気付いたこと
学校の授業は役に立たない
大学の授業は、
仕事をするという点において何の役にも立たない
役に立つのは資格取得に関することだけ。
専門的な知識に関しては大学院にまで行かないと、
製品開発や新技術に貢献できないと感じた。
私は電気系の大学を卒業して、電気工事会社に就職しましたが、
仕事で電気の基本であるオームの法則を使った事は、
一度もありません。
電気で一番始める覚える、オームの法則すら使わないのだから、
そこから先の勉強も一切役に立たないんです。
役に立ったのはパソコンスキルくらいですね。
…専門学科関係無し(^-^;
卒業論文を作成するのに使ってましたから。
でもそれもワード、エクセルだけで卒論発表はまさかのOHP仕様です。
今ではプレゼンするのにOHPなんて爆笑ですからね。
パワーポイント使いたかったですよ。
活躍できなくても卑屈になる必要は無い
会社と社員は、いつも持ちつ持たれつの関係にあります。
会社だけあっても動く人がいなければ何も出来ません。
会社員も働く場所が無ければ何も出来ません。
これは普段の日常でもある、人間関係と全く同じことです。
お互いがお互いに依存しなければ、
お互いの存在価値を証明できないのです。
何を持って活躍できていないと感じますか?
与えられた仕事を全うできない時?
仕事で失敗した時?
会社は新入社員に対して利益を出してもらったり、
第一線で活躍してもらおうとは思っていません。
そうなるまでに、時間がかかる事くらい分かっています。
即戦力になれるのなら、
自分たちの仕事に対するプライドが無くなってしまいますよ。
ゆっくり、急いで成長していきましょう。
ポンコツ会社ポンコツ上司に要注意
社風を見極めることの延長線上ですが、
仕事は、上司の仕事を聞いていればいいという訳ではない。
大事なのはその仕事の本質をすること。
ついた上司がポンコツだった場合、
あなたはずっと成長できないことになります。
どれだけあなたが苦労しようが、
新しい方法を考えて実践しようが、
全ての手柄は上司の物になります。
評価をされない日々に耐えられる強心臓の人は、
ほぼいません。
自分の存在を全否定されているのと同じですからね。
こういう上司や、そのことを知っていても放って置く会社は、
一刻も早く辞めた方が良いです。
何も得るものが無いので、時間の無駄です。
新入社員の活躍できない悩みまとめ
- 仕事で活躍できなくても悩まない
- 会社は活躍できないと分かってて採用している
- 新入社員は仕事の本質を学ぶのが最優先
- 学校の勉強は仕事で役に立たない
- ポンコツ会社ポンコツ上司に要注意
- 入社後即戦力になる学生を持つ学校が無い
→永守重信さんが即戦力を生む大学を作っている
仕事とは何かを学びましょう!