働き方に関するニュースで
希望社員に対し週休3日や4日を認めるという
記事を目にした。
みずほ、12月から週休最大4日 3休なら基本給8割、4休は6割(共同通信) - Yahoo!ニュース
この働き方の
メリット・デメリットは何か?
そしてこれは未来の働き方になるのでしょうか?
それをまとめた記事になっています。
週休3日、4日は未来の働き方になる
みずほフィナンシャルグループの取り組みは、
他企業にとって刺激になる物でしょう。
この働き方を導入するのはとても難しい事です。
ですが需要が高まっています。
共働き育児世帯にとっては、絶対に必要になってきます。
時代に合わせた働き方と言えるでしょう。
この取り組みは遅すぎると言ってもいいくらいです。
共働きと専業主婦世帯の比率が逆転した時点で、
この働き方になってもおかしくなかったのです。
週休3日、4日のメリット
週休3日、4日の働き方で見えるメリットは、
以下の3つです。
- 働きやすい
- リスク分散できる
- 仕事が出来る人が増える
働きやすい
週に3日や4日の勤務は、
家事や育児に追われる方たちにとっては、
とてもありがたいです。
特に育児にかかわる時間は、
時代が進むにつれて多くなるようになってきました。
そして共働きの世帯が増えている現状にとって、
時代に合った働き方だと言えます。
リスク分散できる
週3日、4日の勤務者がいるという事は、
それを穴埋めする人材がたくさん必要になります。
今まで1人に任せていた業務が、
2人3人と増えるわけですね。
そうすると1人の場合は、
その人が病欠すると業務が回らなくなる
というリスクがありました。
人数が増えることにより、
そのリスクを減らすことが出来ます。
「誰かが欠けても大丈夫」
という安心感が得られますね。
仕事が出来る人が増える
週3日、4日の勤務形態では、
雇う人が増えます。
これは仕方ないですよね。
ただその分多くの人を見ることが出来ます。
雇う側としては、実際に働いている所を見ないと
その人の事が分からないという不安があります。
雇う人が増えることにより、
優秀な人材に巡り合う可能性も増えるという事です。
週休3日、4日のデメリット
週休3日、4日の働き方で見えるデメリットは、
以下の4つです。
- 管理が難しい
- 引継ぎが難しい
- 一過性の仕事が出来ない
- 人事部の仕事が増える
- 保険適用外の可能性
管理が難しい
これは雇う側からの視点ですが、
毎日の人の確保、シフト決めがメチャクチャ大変です。
働く方は自分の働きたい希望日を申請すると思いますが、
それを調整するのが大変ですね。
これは人数が増えれば増えるほど大変になります。
自動でシフトを組んでくれるシステムがあれば、
解決できます。
これを人でやろうとすると、
凄く大変です。
引き継ぎが難しい
勤務日数が減ると、
極端な話毎日違う人が業務を行うことになります。
前日からの引継ぎが必要になりますよね。
どこまでやったのか分からないような状況になると、
この働き方自体が無くなってしまいます。
きちんとした管理体制と
シフト決めが重要になります。
一過性の仕事が出来ない
仕事は自分の都合で出来ない事もあります。
明日休む予定だったのに、
急遽やらなきゃできない仕事が舞い込んできた。
そしてそれは、その人に任せていた顧客だった場合
結局毎日働く必要が出てくることになってしまいます。
連続勤務が出来ない、勤務日数が少ない労働者に対しては、
割り当てる仕事が重要になってきます。
人事部の仕事が増える
人事や給料を担当する人の仕事が増えます。
雇う人数が増えるので当然です。
全体的にシステムで対応できない業務は、
人でやるしかないので、
この働き方は、
雇う人が増えていくでしょう。
保険適用外の可能性
週休3日4日は時間によっては保険適用外の
可能性があります。
雇う側は保険に入らなければ会社の負担が減ります。
雇用契約書を交わす際は、
保険に入っているかを確認するのが良いでしょう。
週休3日4日は未来の働き方になるか?
週休3日4日は時代のニーズに即した働き方だと言えます。
そして大企業にしかできない働き方です。
これを中小企業が真似をすると、
経営悪化は必須です。
きちんとした基板や働き方に則した経営方針が無いと
難しいですね。
しかし、これによって、
今まで働きたくても働けなかった方達にも
チャンスが生まれてくることは間違いありません。
機械化、自動化が進み人がする仕事が減っていく中では、
未来の働き方になるでしょう。
みずほの週休3日4日まとめ
リスク分散や働きやすいというメリットがある反面、
管理が難しいなどのデメリットもあります。
ですが、時代はこの働き方を求めています。
こういった募集が少ないのも事実なので、
この先大企業を中心に増えていくものと思われます。
働く日数が変わっても仕事は変わりませんからね。
過ごしやすい世の中になる事を願います。